2024年6月21日(金)、オックスフォード・インストゥルメンツ(株)ビーテック事業部は、ラマン顕微鏡の基礎ウェビナーを開催しました。
タイトル
ラマン顕微鏡の基礎ウェビナー①
「ラマン分光法の基礎からイメージングまで」
講演者
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構
分子科学研究所 機器センター 特任研究員
中本 圭一 博士(理学)
開催概要
~これからラマン顕微鏡測定を始めたい方、ラマン分光法の基礎を復習したい方、必見です!~
ラマン顕微鏡は、物質の化学組成、結晶性、応力測定の評価などに用いられ、半導体、バッテリー、ポリマー、製薬・化粧品など様々な分野で、EDSやFT-IRとは異なる試料情報を取得することが可能です。これまで1枚のイメージング画像を取得するのに数時間以上かかっていたケースもありましたが、測定の高速化に伴い、数十秒・数分でイメージング画像を取得できるようになり、実用的な測定手法として注目を集めています。
本ウェビナーでは、ラマン分光法の基礎原理から、定点スペクトル、2次元イメージング、3次元イメージングへと進化するラマン顕微鏡の基礎をご紹介します。これからラマン顕微鏡測定を始めたい初心者の方から、基礎を復習したい中級者の方までご参加いただけるコンテンツです。昨年の内容をさらにブラッシュアップしてお届けいたします。
ウェビナー内容
1. ラマン分光法とは
2. ラマンスペクトル測定の基礎
3. スペクトラムからラマンイメージングへ
4. ラマンイメージングから3Dイメージングへ