ParticleScout – 粒子解析ソフトウェア

ParticleScoutは、最も柔軟性に優れ有用な試料調査の機能を備えています。

• 固有共焦点性を実現する白色光顕微鏡法:明視野／暗視野、透過／反射
• 選択可能な目的: 試料調査およびラマン測定は、さまざまな目的に沿った機能を利用することができます。 例えば、 最初の概観観察とその後の高分解能ラマン分析など。
• 画像連結機能（Image Stitching:イメージスティッチング）多試料領域のスキャンを1つの測定に組み合わせることで、広範囲に分布している粒子の大面積領域の概観としての情報を得ることができます。
• 多焦点合成（Focus Stacking :フォーカス・スタッキング） この独自の機能により、シャープでくっきりとした粒子画像の焦点深度が劇的に向上します。

高度な分類ツールにより、これまでにない容易さで適切な粒子の選択が可能になります。

形状およびサイズによるユーザー定義の粒子の分類は、幅広い特性の識別につながります。

• 使用する形状パラメータは、粒子面積、周囲長、バウンディングボックス、最大フェレ径、最小フェレ径、アスペクト比、等価直径など。
• Boolean型フィルターの適応による正確なグルーピング。
• 後続のラマン分析のために自動でマスクを作成。

ParticleScoutは、包括的なレポートアルゴリズムにより、粒子の物理的特性と化学的特性の相関関係を見つけるための最適なツールになります

ユーザーでのカスタマイズが可能なフィルタの組み合わせにより、関連するパーティクルグループを強調表示し、定量性や有意性を他のグループと比較したデータを表示できます。 レポート作成のカスタマイズにより、ターゲットを絞った探索の効果をさらに高められます。大面積イメージングから高分解能分光法まで、ParticleScoutの基盤となる技術は研究者の徹底した詳細な洞察を可能とします。

２０２１年初頭、ParticleScoutに新しい、高度な一連の機能が追加されました。

• 積分時間最適化－測定時間を短縮し、蛍光の影響を最小限に抑えます。
• ケラレ補正－画像全体を均一な明るさに補正します。
• スマートズームSmart zoom－観察領域に応じて粒子情報を動的に表示します。
• サンプルエリアターゲティングSample area targeting ー測定ごとに複数の測定領域を指定できます。
• 暗視野、明視野、落射蛍光、透過照明－様々な粒子に最適な照明方法を選択できます。
• ウェッジセクショニング－測定領域を選択し、通常はフィルター上で、外挿して全体を表すことができます。
• 粒子のスマート分離－密集した不均一な試料中の成分を分離します。
• 定量的な報告書の書式設定－表、ヒストグラム、円グラフのテンプレートを利用した簡潔で明確な結果の表示。